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大和ハウスグループの未来への羅針盤は、
どのように描かれたのか。
グループ全従業員が参加したパーパス策定の背景やプロセスなどをご紹介します。
ACTIONS FOR 2055
込められた想いと、その歩み
大和ハウスグループが掲げる
“将来の夢”(パーパス)は、
「“将来の夢”が人や企業を成長させる」
という創業者 石橋信夫の想いを原点に、
創業100周年を迎える2055年に向けて、
私たちがステークホルダーとともに
実現したい社会を描いたものです。
ここでは、その背景と策定の歩みを
ご紹介します。
気候変動や技術革新の進展など、社会が大きく変化する中で、企業には社会とどう向き合い、どのような価値を生み出していくのかがこれまで以上に問われています。大和ハウスグループは、パーパスという言葉が広がる以前から、「儲かるからではなく、世の中の役に立つからやる」という創業者精神を自らの存在意義とし、先の先を見据えた夢を掲げてきました。その夢を多様なステークホルダーと共有できる未来像として描いていきたい。それが、“将来の夢”(パーパス)策定の出発点となりました。
プロジェクト始動にあたり、代表取締役社長・CEO(当時)の芳井敬一は、従業員に向けて『未来を掴む』というメッセージを発信。大和ハウスグループの未来を描く主人公は従業員自身であり、「必ず未来は変えられる」という強い意思を持って参画してほしいと呼びかけました。その中で、守ってほしいこととして挙げたのは、「みんなが参画し、みんなが幸せになれることを想像すること」、「この先の未来も“ものづくり”にこだわること」、「今、創造する未来は、世の中の変化に合わせていつでも変えられること」。常に新しい未来を創ってきた創業者に続き、「今度は君たちの番です」と一人ひとりの挑戦を促し、考え抜き、想像し、最後までやりぬいてほしいという想いを伝えました。
プロジェクトで大切にしたのは、全従業員が公平に参加できる機会をつくることです。アンケートやディスカッションを通じて、多様な世代の思いや考えを共有し、対話を重ねました。特に、長期的な視点で未来を考えるため、2055年に中核を担う若い世代の声を重視しました。若手従業員の参加機会を設けるとともに、大学生による次世代ワークショップも実施し、これからの社会を生きる世代の視点を取り入れました。こうした対話を通じて、社会の変化に対応・適応するだけでなく、「どのような社会を実現したいのか」を自ら考え、その未来をつくっていくという視点で、“将来の夢”(パーパス)を描きました。
すべての従業員の声で
未来への羅針盤をつくろう
“将来の夢”(パーパス)を考えるにあたり、
まず大和ハウスグループのすべての従業員で
2055年の世界をイメージすることから
始めました。
未来は、良い世界にも悪い世界にも
向かう可能性があります。
だからこそ私たちは
「最良の世界の実現に向けて動いていこう」と決め、
そのためにどのような未来を描き、
何を大切にすべきかを考えるプロセスを
重ねました。
生きる歓びを分かち合える世界の実現に向けて、
再生と循環の社会インフラと生活文化を創造する。
“将来の夢”アンケート1
2021年5〜6月にかけて、大和ハウスグループで働く従業員の声を広く集めるアンケートを実施しました。海外のグループ会社も含めた全従業員の声を集めることは、新しいチャレンジでもありました。国内外のグループ従業員約3万名から寄せられた現状への実感や未来への想いは、“将来の夢”を描くための原石です。こうして集まった声を起点に、未来を考える対話が始まりました。
“将来の夢”ワークショップ1
大和ハウスグループのさまざまな世代・立場のメンバーによるワークショップを実施。時代背景やメガトレンドを学び、将来起こり得る社会変化を踏まえながら、「2055年に実現したい社会」と「大和ハウスグループの役割」について語り合いました。
大学生ワークショップ
従業員のワークショップと並行して、将来世代の声や価値観を知るため、全国の大学生22名が参加するワークショップを開催しました。オンラインでの開催に加え、大和ハウスグループ みらい価値共創センター「コトクリエ」にも集まり、「生活・教育・職業・文化」の4つのテーマで「30年以上先の未来」の姿を議論。各チームで検討した内容を発表・共有し、将来世代が思い描く社会のあり方を可視化しました。
“将来の夢”サミット
7月にはグループ従業員によるサミットをオンラインで実施しました。約1,000人が参加し、会社・年齢・性別関係なくグループに分かれ、パーパスの素案について率直な意見を交わし、共感した点やさらに深めるべき視点を議論。参加者同士で意見を交換しながら、素案に対する受け止めや、さらに深めるべき視点を確認しました。
“将来の夢”ファイナルディスカッション
従業員による議論をもとに、経営層が将来の夢を磨き上げるファイナルディスカッションを毎月1回実施しました。6月はプロセスの説明や全従業員アンケートの共有を行い、7月はメガトレンドや事前リサーチ、パーパス素案へのフィードバックをもとに意見交換。8月には、大和ハウスグループの強みや大切にすべきことを掘り下げました。10月は従業員がワークショップで話し合った内容を持ち寄り、役員とともに議論。11月には、パーパス最終案をもとに、2030年に向けた重点実施事項を討議しました。
“将来の夢”策定
2021年12月、従業員が描き、経営層とも議論を重ねた“将来の夢”(パーパス)を策定。創業100周年に向けた羅針盤を掲げ、大和ハウスグループの新たな航海が始まりました。
ステークホルダーヒアリング
社内のみならず、大学生や株主・取引先の方々との積極的な対話も繰り返しました。