2023/10/24
ニュースレター
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 芳井 敬一
大阪市北区梅田3-3-5
■東急Re・デザイン社から木造住宅リフォーム事業・新築事業を取得
株式会社TRDホームズの株式取得(子会社化)に関するお知らせ |
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、2023年10月24日、株式会社東急Re・デザイン(以下「東急Re・デザイン社」)の子会社である株式会社TRDホームズ (本社:東京都、以下「TRDホームズ社」)の全株式を取得する契約を締結し、2024年4月に100%子会社化する(以下「本株式取得」)こととなりましたのでお知らせします。
なお、TRDホームズ社は、東急Re・デザイン社が保有する戸建リフォーム・新築事業を吸収分割する会社です。
1.東急Re・デザイン社について 東急Re・デザイン社は、「まちづくりへの貢献」を原点として、戸建住宅やマンションなどのリフォーム、新築戸建住宅や賃貸住宅の企画・設計・施工、オフィス・商業施設の請負・企画・設計・施工・監理などを手掛けています。1969年に、同社の前身となる東急ホームサービス株式会社を設立して以来、首都圏を中心に事業を展開しており、木造施設建築における豊富な施工実績や技術開発力、専門性の高い人材、協力施工会社400社のネットワークを有しています。特に、リフォームでは各種コンクールにおいて優秀な成績を残しており、近年では賃貸住宅の供給にも注力してきました。 |
2.株式取得の理由 当社は、2026年度を最終年度とする「第7次中期経営計画」において、長期にわたって事業価値と社会価値を共に最大化し続ける「持続的成長モデル」の構築を目指しています。住宅事業では、お客さまのライフスタイルに合わせたコンセプトアプローチを展開するため、「新築からストックのグループ連携強化」や「木造商品のラインアップの拡充」を進めています。 これまでも、当社では2018年1月に、グループ一体となってリフォームや買取再販などの提案を行うため、住宅ストック事業ブランド「Livness(リブネス)」を導入。戸建住宅や賃貸住宅、オフィスなども含めたリフォーム件数は、2018年度には82,361件でしたが、2022年度には90,108件まで増加するなど住宅ストック市場の活性化にも寄与してきました。 そのような中、当社は、東急Re・デザイン社が強みを持つ戸建リフォーム・新築事業を、TRDホームズ社を通じて取得することとしました。 今後、当社は木造住宅を中心としたリフォーム事業を強化するとともに、賃貸住宅における木造商品のラインナップ拡充を図っていきます。
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3.スケジュール 当社と株式会社東急Re・デザイン社は、2023年10月24日、TRDホームズ社の株式譲渡契約書を締結しました。 2024年4月1日には、TRDホームズ社が東急Re・デザイン社における住宅の戸建リフォーム・新築事業を吸収分割。同日、当社は東急Re・デザイン社からTRDホームズ社の株式を取得する予定です。 【スキーム】 |
4.各社の概要 (1)東急Re・デザイン社
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(2)TRDホームズ社
※TRDホームズ社は、本株式取得の実行日をもって商号を変更する予定です。 |
5.業績への影響 本株式取得に伴う当社連結業績に与える影響は軽微です。 |
以上