2024/11/01
ニュースレター
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 芳井 敬一
大阪市北区梅田3-3-5
■ホテル・分譲マンションの複合開発プロジェクト「台湾高雄プロジェクト」
「ホテル・ニッコー高雄」11月1日開業 |
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、台湾・高雄市において、ホテル・分譲マンションからなる複合開発プロジェクト「台湾高雄プロジェクト」(※1)を2020年1月より進めてきましたが、このたびホテル棟が完成(※2)し、本日(11月1日)、「ホテル・ニッコー高雄」が開業します。
※1. 台湾の大手不動産開発会社である大陸建設株式会社が設立した汎陸建設實業(はんりくけんせつじつぎょう)株式会社に、当社が出資し当プロジェクトに参画。 ※2. 分譲マンション棟は一部工事中。 |
大和ハウスグループは、25の国と地域(※3)で事業を展開し、「第7次中期経営計画(2022年4月~2027年3月)」の最終年度となる2026年度に、海外事業の売上高1兆円(うち東アジア1,300億円)、営業利益1,000億円を目指しています。台湾においては、当社独自の土地活用システム「LOCシステム」(※4)などを通じて、商業施設開発や工場建設請負を手がけてきました。 「台湾高雄プロジェクト」は、台湾南部最大の都市として成長を続ける高雄市の再開発エリアに位置する、「ホテル・ニッコー高雄」と分譲マンション「和陸寓邸(わりくぐうてい)」からなる複合開発プロジェクトです。 「ホテル・ニッコー高雄」(地上21階地下4階建て、客室数260室)は、株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメントが運営する、台湾南部で初となる日系ブランドのホテルです。「和陸寓邸」(地上29階地下4階建て、戸数227戸)は、当社初の台湾における分譲マンション事業で、共用部にフィットネスジムや屋上ラウンジなどを完備。専有部には日本企業の住設機器を使用するなど、充実した設備が特長で、販売開始から約11カ月で完売(※5)しました。 ※3.2024年3月31日時点。 ※4 土地オーナー様(Land Owner)と出店地を探す事業者(Company)とを仲介し、出店が決まれば当社が建物を建設するもの。仲介から、市場調査、経営計画、資金調達まで、細やかなサポートを行っているシステム。 ※5.2021年9月完売。 |
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1.アクセスに優れた好立地 高雄市は、台湾の産業と経済を支える南部の港湾都市で、台湾最大の国際港「高雄港」を持つ台湾南部最大の都市です。当プロジェクトは、5大公共事業(※6)を中心とした再開発を行う「亜州新湾区(あしゅうしんわんく)」内で、地下鉄(MRT)「三多商圏(さんたしょうけん)駅」、ライトレール(LRT)「軟体園区(なんたいえんく)駅」まで徒歩約5分の位置にあります。また、首都機能を持つ台北までは台湾高速鉄道で約90分、「高雄国際空港」までは車で約25分の距離にあるため、通勤や通学、ビジネスから観光まで幅広いニーズに対応できる好立地です。 ※6.「高雄ライトレール水岸線」、「高雄展覧館」、「海洋文化流行音楽センター」、「高雄港国際旅客船ターミナル」、「高雄市立図書館総館」の公共事業。 |
2.当社初となる台湾におけるホテル・分譲マンション開発 (1)台湾南部で初進出となる日系ブランドの「ホテル・ニッコー高雄」は、グローバルにホテル展開を行うニッコー・ホテルズ・インターナショナルのグループホテルで、当社初の台湾におけるホテル開発プロジェクトです。日本と台湾の協業という当プロジェクトの特長を踏まえ、全260室ある客室およびホテル全体の内装には、高雄市のモチーフや和の雰囲気を取り入れました。館内には、フィットネスジム、プール、サウナ、エグゼクティブラウンジのほか、開放的な天井高を持つ大宴会場、音響機器等を備えた会議室など、ビジネス利用に便利な設備も充実しています。また、高雄市内を一望できる「ルーフトップバー22」をはじめ、5つの多彩なレストランやバーラウンジも備えました。 |
(2)「和陸寓邸」(地上29階地下4階建て、戸数227戸)は、当社初の台湾における分譲マンション開発プロジェクトです。1ベッドルームから3ベッドルームまで、多様なライフスタイルに対応する約70㎡~185㎡の間取りに加え、共用部にはフィットネスジムやヨガルーム、会議室、パーティールーム、専有部には日本企業の住設機器を完備するなど、充実した設備が特長です。 |
■「ニッコー・ホテルズ・インターナショナル」について |
●建物概要
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以上