協働事例のご紹介
福島支店


- 福島支店
アクションプラン(行動計画) - 踊って地域を元気にする
「郡山うねめまつり」

郡山のまちを80名超で踊り歩く
2026年夏の夕暮れ、郡山のまちに、うねめ音頭と10尺太鼓が響きわたります。「ソーレ!」と威勢のいい掛け声を上げながら、そろいの浴衣で踊っているのはチーム「大和ハウス工業福島支店」。グループ会社も加わり、総勢80名超がにぎやかに通りを踊り歩きます。
地域への感謝から10回目の夏へ
「郡山うねめまつり」は、昨年約14万人が来場した郡山の夏を彩る風物詩。メインの「うねめ踊り流し」では市民・団体・企業がチームを組み、駅前大通り約1kmを踊りながら進みます。今年は2日間で約70団体、4,500人が参加しました。
福島支店が踊り流しに初めて参加したのは2015年。支店の移転やダイワロイネットホテルの建設をきっかけに、地域への感謝を込め、交流を深めようと参加したのが始まりです。以来、地元の実行委員会や多くの参加団体と同じ思いで、祭りを盛り上げる仲間の一員として歩み続け、今年で10回目を迎えました。
受賞を重ね、地域で知られる存在に
地域共生推進委員の橋本は、駅前に提灯が飾られると「うねめの季節だな」と感じます。橋本は郡山市出身で、祭りは子どもの頃から親しむ夏の風景。同じく委員の和田は隣市出身で、3年前に転勤で地元に戻り、祭りに参加するようになりました。
踊り流しはコンクール形式で、昨年までに大賞4回、準大賞1回、優秀賞3回を受賞。2023年からは3年連続で大賞です。今ではお客さまやお取引先から「大賞すごいね」「YouTubeで見たよ」と声をかけられ、他の参加企業から「今年は負けません!」と言われるほど、地域でも知られる存在に。こうした反響も励みになり、夏の地域共生活動として支店に長く根付いています。
声も笑顔もそろえて本番へ
本番に向けた全体練習は2回。参加できない社員は動画で自主練を行います。今年、福島支店に異動し、初参加となる建築工事の宮嶋は「家の中を歩く時も、踊りながら『ソーレ!』と声を出して練習しました」。
迎えた当日、浴衣姿の社員たちを前に、今春着任した支店長の天野が「大事なのは皆さんが楽しむこと。会場を盛り上げること。元気と笑顔と大きな声でいきましょう!」と士気を高めました。
「ソーレ!」が響く夏の日暮れ
いよいよ本番。10尺太鼓がドォン!ドォン!と響く中、「大和ハウスグループ」の提灯を掲げた支店長を先頭に、青や赤、縞の浴衣をまとった踊り手たちが手拍子や掛け声を交え、踊り歩きます。
太鼓の前に差しかかると、今年は建築営業が主体の応援隊が、声を出して踊り手を鼓舞。一段と大きくなった「ソーレ!」に応えるように、太鼓の音も力強さを増します。観客からは「大和ハウスだ!」と声が上がり、沿道の地域の方々が手を振ったり声援を送ったりする姿も。踊り手と観客が一体となり、まち全体が祭りの熱気に包まれました。
こうして最後まで力強い掛け声と息の合った踊りでフィナーレへ。今年は優秀賞に輝き、数名が個人賞にも選ばれました。初参加の宮嶋も個人賞を受賞し、「ひそかに狙っていたので嬉しいです。素敵な思い出ができました!」と満面の笑顔を見せます。
踊るたび、人と地域の距離が縮まる
最後尾で提灯を掲げていた集合住宅設計の小山は、10年前に福島へ赴任。「転勤先の土地を好きになりたいといつも思っていて、福島に赴任してすぐお祭りに参加。実際に踊ってみたら楽しくて。チームのみんなは、地元愛なのかお祭り好きなのかわかりませんが(笑)、一体感は当時からずっと変わりません」と話します。
管理部の中野は、昨年、新卒で配属されるまでは「会社って、シーンとしているんだろうな」と想像していましたが、実際は和気あいあい。祭りを通じて普段接点の少ない営業や工事担当とも顔を合わせ、「社内の壁が低くなる」と実感。その関係性が、大和ハウスがお客さまに向き合う際の連携力を生んでいると気付きました。
初回から参加する大和ハウスリフォームの佐藤は、祭り会場でオーナーさまやお取引先から声を掛けられることも多く、祭りを通じて地域の皆さまと同じ時間を共有することで、関係がより深まっていると感じています。
郡山が地元の七海は、子どもの頃から祭りを楽しんできました。福島支店に配属された時から、仙台へ異動した今も参加を継続。「大和ハウスのチームが地元の方に愛されて、本当にうれしいです」と、自社が地域の一員として受け入れられていることを喜びます。
地域共生推進委員の橋本や和田も、かつては祭りを「見る側」でしたが、今は「盛り上げる側」へ。地元への愛着を胸に、自らそのにぎわいを支える意識も育まれています。
福島のためにお手伝いできることを
支店長の天野は「地域共生活動は、見返りを求めて行っていることではない」と話します。大切なのは、活動を中長期的に続け、地域に溶け込み、共に歩むこと。地域の方々と一緒に祭りを盛り上げるなかで、「福島を元気にするため、私たち大和ハウスグループにお手伝いできることもある」という思いを強くしています。
目指すのは、福島の人にとって「身近な相談相手であり、良きパートナー」となることです。
福島支店のミライマチ宣言には「若者が自慢できる、再び訪れたい、戻ってきたいと思える魅力のあるマチに」という一節があります。その願いどおり、祭りの沿道には若者や子ども連れの家族が集まり、生き生きと楽しんでいました。こうした地域のにぎわいを、これからも地域と共につくっていく。その先に、ミライマチ宣言が描く福島のミライがあります。




























