大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

2023/04/05

ニュースレター

大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 芳井 敬一
大阪市北区梅田3-3-5

熊本県阿蘇市「ASONOHARA」と周辺エリアにおける環境保全の取り組みが
「第3回ABINC賞」にて「特別賞」を受賞

 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)が熊本県阿蘇市にて分譲する森林住宅地「ASONOHARA(あそのはら)」と周辺エリアにおける環境保全プロジェクト「ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾート ASONOHARA草原育成プロジェクト」が、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)が主催する「第3回ABINC(エイビンク)賞」において「特別賞」を受賞しました。

●「ABINC認証制度」および「ABINC賞」について

 「ABINC認証(いきもの共生事業所®認証)制度」 は、一般社団法人企業と生物多様性イニシアチブが開発した「いきもの共生事業所®認証ガイドライン」および「土地利用通信簿」を評価基準として、生物多様性保全の取り組みを第三者評価・認証する制度です。

 「ABINC賞」は、ABINC認証を取得した施設の中で、特に優れた取り組みを行う施設を表彰するものです。生物多様性に貢献する環境づくりやステークホルダーとのコミュニケーションなどの評価得点が特に高い施設に与えられる「優秀賞」や、波及効果の大きい施設や斬新な取り組みをしている事業所に与えられる「特別賞」があります。今年度は、優秀賞は6施設、特別賞は2施設が受賞しました。

ABINC事務局からの受賞評価コメント 

 事前のモニタリング調査結果や地形などを踏まえ、阿蘇特有の草原環境を活かした計画になっている。地域の生態系に精通している専門家や地域の有識者などと連携を保ちながら、計画・管理・運営を継続的に行う予定になっている。

●「ASONOHARA草原育成プロジェクト」について

 「ASONOHARA草原育成プロジェクト」は、阿蘇地域特有の自然と動植物を守るための取り組みです。2019年に始動し、地域住民や専門家と連携を図りながら、動植物のモニタリング調査結果などを踏まえ、草木の剪定や植栽、環境教育プログラムを実施してきました。

1.草木の剪定・植栽

 生物多様性に取り組むため、専門家の調査結果を踏まえて過去に植林が行われていた場所を樹林エリアと草原エリアに分けて、間伐や植栽を進めました。樹林エリアでは、針葉樹林が大半を占めていましたが、多様な植物が育つ環境にするために、50%の樹林を間伐し地表にまで日光が届くようにしました。草原エリアでは住宅街区エリアを含めた周辺を、従来の阿蘇の草原を模して伐採整備し、地元産の植物を植栽することで阿蘇の自然環境を再生しています。 

 現在は専門家によるモニタリングを年に1~2回実施し、その結果をもとに草原エリアでは、草刈りなどの管理を行っています。生物多様性の取り組みを通じて、草地では、環境省および熊本県が絶滅危惧種に指定するナガミノツルキケマンや、カヤネズミの球巣、クサフジ、ヤマハッカなどの草原構成種を確認できました。

2.環境教育プログラムの実施

 地域住民が阿蘇の環境を保全・維持できるように、環境教育プログラムを実施しています。当社は、阿蘇特有の自然に関する植物特性説明会や、蜂の送粉活動を促進する巣箱「BEEHOTEL」の作成、野草堆肥づくりなど、地域の方々と連携した自然保全活動を行っています。

●「ASONOHARA」の概要

 「ASONOHARA」はリゾート住宅地「ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾート」内にある分譲地です。約36,000m2の敷地に29区画の宅地が開発されています。

物件名称

ASONOHARA(建築条件付宅地)

所在地

熊本県阿蘇市一の宮町宮地5758-16他

総区画数

29区画

交通

JR豊肥本線「宮地」駅まで車で約4分~約7分(約1.6km~約2.5km)

開発面積(総面積)

約36,000m2

販売価格

1,871.3万円~3,576.3万円

物件についての

お問い合わせ先

熊本支店 住宅営業所 096-360-5201

〒862-0912 熊本市東区錦ヶ丘18番24号

URL

https://www.daiwahouse.co.jp/shinrin/aso/aso007/gaiyo_aso007.html

■大和ハウスグループの環境への取り組みについて

 大和ハウスグループでは、環境長期ビジョン「Challenge ZERO 2055」において、「自然環境との調和」を環境活動重点テーマの一つに掲げ、自然資本とそれらが生み出す生態系サービス(※)の保全・回復に努めるとともに、事業を通じて自然環境との調和、緑豊かな街づくりに取り組んでいます。商品・サービスの取り組みとしても、量を増やすだけでなく、質への向上も図るため、「みどりをつなごう!」を合言葉に在来種を中心とした緑化計画を推進しています。

 今後も当社は、生物多様性の保全に配慮した施設開発を推進することで、地域社会の持続可能な発展に貢献していきます。

※ 食料や水の供給、気候の安定など、生物多様性を基盤とする生態系から得られる恩恵のこと。

以上

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