DX推進を支える組織体制
当社では、IT投資評価プロセスを導入し、一定金額以上のプロジェクトについては、IT投資の効果確認を実施しています。(図1)
まず、企画段階においてプロジェクトに投資する価値があるかを判断します。そして、プロジェクト完了後も、投資が本来の効果を上げているかをユーザー部門と共に客観的に評価し、PDCAを効果的に回しています。
図1:IT投資効果確認(事前確認、事後確認)のタイミング
2025年現在、主に以下の三点を中心に取り組みを進めています。
計画通りの効果が確認できたプロジェクトは2024年度で約83%となり、2019年度以降は80%以上の割合を保っています。一方で効果の届かなかったプロジェクトはPDCAサイクルを回し、今後の改善につなげています。IT投資効果確認オーディットでは定着を図るとともに、定点観測すべきポイントを増やすことで、より価値の高い取り組みにすべく改善を続けています。