大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

DXアニュアルレポート2026

バックオフィスのデジタル化

グローバルITガバナンス

目的、ビジョン

大和ハウスグループは、グローバル事業の持続的な成長と企業価値の向上を支える経営基盤として、グローバルITガバナンスの強化を推進しています。デジタル技術の進展に伴い、サイバー攻撃の高度化や情報漏えいリスクの増大、各国・地域における法規制への対応など、企業を取り巻くITリスクはますます多様化・複雑化しています。このような環境のなか、国内外のグループ会社が安全かつ安定したIT環境のもとで安心して事業活動を継続できる体制の構築が重要な課題となっています。
その実現に向けて、本社デジタル戦略部は、グループ共通の方針や基準を策定し、サイバーセキュリティ対策やITリスク管理を推進しています。また、各国・地域のグループ会社が、それぞれの事業環境や法規制に応じた取り組みを主体的に推進できるよう支援し、「自律自走型」のITガバナンス体制の確立を目指しています。
グループ共通の統制と各社の自律性を両立することで、変化する経営環境やリスクに柔軟に対応できる強固なIT基盤を構築し、安全・安心な事業運営と持続的な企業価値の向上を実現していきます。

取り組みの全体像

昨今の主な取り組み

大和ハウスグループでは、国内外のグループ会社が安全かつ安心してITを活用できる環境づくりを目指し、グループ全体のITガバナンス強化に取り組んできました。その特徴は、本社が一方的に管理するのではなく、各社が自ら考え、自律的にITリスクへ対応できる体制づくりを支援している点にあります。主な活動は次のとおりです。

グループ共通ルールの整備・展開

ITガバナンス診断による現状把握と可視化

システム業務検査による実態確認

改善に向けた助言・支援

継続的なコミュニケーションの強化

(*1)COBIT2019:Control Objectives for Information and Related Technology(情報及び関連技術のための管理目標)の略称であり、ITガバナンスと管理に関する包括的なフレームワークのこと

グローバルで持続可能なITガバナンスの実現に向けて

大和ハウスグループの事業がグローバルに拡大する中、デジタル技術の活用は事業成長に欠かせないものとなっています。その一方で、セキュリティやコンプライアンスへの対応など、ITガバナンスの重要性もこれまで以上に高まっています。私たちは、グループ共通のルールや基準を土台としながら、各国・各地域の実情にも配慮し、各社が主体的にITガバナンスを推進できる環境づくりを進めています。今後もグループ各社との信頼関係を大切にし、自律的な取り組みを支援することで、グローバルレベルで安定したITガバナンスの実現を目指してまいります。そして、安心して挑戦できる環境を整えることで、グループ全体のDX推進と企業価値向上に貢献してまいります。

本社経営戦略本部デジタル戦略部企画統括室ガバナンスグループ グループ長 土井 浩嗣

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