オープンイノベーション
当社は、創業時から社是の第一に「事業を通じて人を育てる」と掲げ、一貫して経営方針の柱としています。DXは経営戦略そのものであるとともに、企業や社会の未来を構築する力と捉え、デジタル技術を活用してビジネスに役立てるDX人財の育成を目指します。
DXを実現するには、全従業員のDXリテラシー底上げから、専門性・主体性を備えたDX推進人財の育成・活躍が必要であると理解しています。デジタル技術を活用できるDX人財の体系(図1)は、経済産業省とIPAが定める「デジタルスキル標準(DSS)(*1)」を参考にしつつ、社内現場に最適化させる考え方で定義しました。当社は時代や技術進化への柔軟な対応とともに、全社的なDX推進力と競争力強化を目指して、DX人財の育成に取り組んでいます。
(*1)デジタルスキル標準(DSS)
出典:経済産業省ウェブサイト(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/skill_standard/main.html)
図1:デジタル技術を活用できるDX人財の体系図
2025年度ではデジタル技術を活用できるDX人財の体系図(図1)に基づき、2025年4月以降に入社した社員に対してDXの定義や主要なデジタル技術などDXの知識や活用術についてのeラーニング(DX Lv.1)を実施しました。また、DX Lv.1修了者の中から、DXを活用した現場の改善提案などを行う役割を希望する社員へ、DXの演習を含む実践編(DX Lv.2)を実施しました。延べでDX Lv.1の修了者16,223人、DX Lv.2を修了した1,345人の人財が育成されました。
データに基づく意思決定の高度化と業務変革を支える人財の育成に向け、全社的なデータ活用教育を推進しています。「データ活用講座 リテラシー編(eラーニング全5回・計180分)」には延べ16,239人が受講し、データ活用の基礎知識と業務改善への活用方法を学びました。また、「データ活用スキルポータル」を公開し、自主的な学習を支援しています。さらに、「データ活用講座 実践編(eラーニング全3回・計202分)」を実施し、新たに24人が受講しました。加えて、勉強会や動画コンテンツの提供を行い、実務におけるデータ活用の定着を推進しています。
今後は、デジタル技術の進展を踏まえ、AIやデータ活用を中心に、業務課題の解決や変革につながる学習機会を充実させ、全社のDX推進力向上を図っていきます。