バックオフィスのデジタル化
「シン働き方改革」プロジェクトは、「2024年問題」を契機に、事業現場における“業務非効率の不満”の除去、従業員が本来注力すべき価値創出に時間を使える環境づくりを目的として2024年2月に発足しました。2025年度は、働く負担のさらなる軽減と、AIを含むIT技術を活用した業務効率向上を目指し、部門横断で改善活動を推進しました。現場の声を起点に課題解決へ取り組み、従業員がより高い価値を創出する業務に集中できる環境整備を進めました。
プロジェクトオーナーの経営管理本部長(代表取締役副社長)、経営戦略本部長などでスコアリングコミッティを組成し、本社各部門の横断プロジェクトチームを結成しました。情報システム部門役員がプロジェクトリーダーとして、推進コア部門と関連部門や事業本部・事業所メンバーとが連携して推進しています。
事業現場へ提供する価値を本気で創出するため、プロジェクト基本原則として以下の“プロジェクト宣言”を定め、これらの方針のもとに推進しています。
図1:プロジェクト宣言
現場の声を最優先として下記①~④の取り組みから着手しました。
「不要な業務は無くし、必要な仕事はやりやすく」を合言葉に、業務改革を推進しました。従業員一人ひとりの生産性向上のために、22の重点テーマ、95の改善施策、32のクイック策を通じて、ワークフロー、契約業務の電子化、社内申請手続き、社内情報検索などの業務プロセスを見直し、現場の負担軽減と業務の標準化を推進しました。
図2 テーマ分野別の施策実施数
「シン働き方改革」プロジェクトで蓄積した業務改善の知見を基盤として、2026年度以降は「新たなデジタル戦略」へ発展させます。改善やAI活用によって生み出した時間を、データ活用による新たな価値創出へと振り向け、従業員がより創造的で高付加価値な業務に集中できる環境づくりを進めるとともに、意思決定の高度化や顧客提供価値の向上につなげていきます。
今後も人とAIが協働する新たな働き方の実現を通じて、企業競争力の向上に取り組んでいきます。